2014年02月27日
[o*2] isoch 使用説明
[o*2] isochはグローバル座標におけるカメラの位置情報を記憶し、
そのポイントへの瞬時の移動、また、複数のポイントを自然な曲線でつないで
滑らかにカメラを動かす機能をもったHUDです。
使い方は難しくありませんが、in-worldのノートカードの説明書だけでは
判りづらい部分もあるかと思い、このページを用意しました。
ここでは下の項目について説明します。
1.各スイッチの説明
2.カメラ位置を設定する
3.設定した位置にカメラを飛ばす
4.カメラムーブを設定する
5.カメラを滑らかに動かす
カメラオールクリアスイッチ
1~20まであるカメラスイッチに記憶されたデータを一括で初期化するために使います。
【使い方】 このスイッチを約3秒間、長押しするとローカル・チャットに
「All Camera Position Set Deleted」と表示されます。
これでカメラスイッチに登録してあるすべてのデータが初期化されます。
カメラスイッチ
最大20ヵ所までカメラ位置を記憶させ、ワンタッチでそのポイントへカメラを瞬時に飛ばします。
【使い方】 後述の項目2と3で説明します。
カメラナンバーシフトスイッチ
カメラスイッチは初期の状態で1~5が表示されていますが、
カメラナンバーシフトスイッチをタッチすることで切り替えることができます。
【使い方】 このスイッチをタッチするごとに、
と切り替わります。
16~20の次は1~5に戻ります。
ムーブスイッチ
カメラスイッチに登録した複数のポイントを通過するように自然な曲線を描きながら、
カメラを滑らかに移動させる設定、実行をさせます。
【使い方】 後述の項目4と5で説明します。
ロゴスイッチ
カメラスイッチ、ムーブスイッチに記憶されたデータ全てを一括で初期化します。
また、カメラムーブ設定時に停止時間・移動時間の秒数指定に使います。
さらにノートカードの説明書をなくした時など、このスイッチで再発行します。
【使い方】
①全データの一括初期化
このスイッチを約3秒間、長押しするとローカル・チャットに「All Set Deleted」と
表示されます。 これでHUDに登録してあるすべてのデータが初期化されます。
②停止時間・移動時間の秒数指定
後述の項目4で説明します。
③説明書の再発行
このスイッチをタッチすると、説明書のノートカードがあなたに送られます。
(ムーブ設定時に秒数指定するゲージに切り替わっている時に①と③は使えません)
トップへ
カメラ位置の設定には「カメラスイッチ1~20」を使います。
設定手順
① 設定したい位置までカメラを移動させる
カメラを、ビューワのカメラ・コントロールやキーボードの「 Alt 」を使うカメラ移動で
好きな位置まで移動させる。
② 記憶させたい番号のスイッチを長押し(約3秒)する
登録が済むまで、スイッチの色は暗くなります。
③ スイッチの色がピンクになり、ローカル・チャットに
「camera×× Position Set OK」と表示されたら登録完了です。
(ローカル・チャットの「camera××」の××はスイッチの番号です)
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カメラを指定ポイントに飛ばすには「カメラスイッチ1~20」を使います。
操作手順
① キーボードのEscなどを使ってカメラをフリーの状態(デフォルトのカメラ位置)に
戻します。
② 設定済みのカメラスイッチを一回タッチするとスイッチの色が赤になり、
登録したポイントにカメラが瞬時に移動します。
③ 同じスイッチをもう一度タッチするとスイッチの色がピンクに戻り、
カメラはフリーの状態(デフォルトのカメラ位置)に戻ります。
④ 複数のカメラスイッチが設定されている時、
いちいちフリーの状態(デフォルトのカメラ位置)に戻さず、別のスイッチをタッチすると、
瞬間的にカメラが切り替わるような効果が得られます。
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カメラムーブの設定には「ムーブスイッチA~C」を使います。
ムーブ設定をするにはカメラスイッチに最低2ヶ所の登録されたスイッチがなければいけません。
ここではカメラセットスイッチ1~5に登録されているとして説明します。
設定手順
① ムーブデータを登録したいムーブスイッチを約3秒間、長押しします。
スイッチの色が茶色になり、ローカル・チャットに「Begin move_× Set」と表示されたら設定開始です。
(ローカル・チャットの「move_×」の×はスイッチのアルファベットです)
それと同時にローカル・チャットに「Select Stop Sec at Scale」と表示され、ロゴスイッチが赤いゲージに切り替わります。
② 指定ポイントでの停止時間を設定します。
赤いゲージをタッチすると、タッチを離したときにローカル・チャットに「Stop Sec = 【××sec 】 OK ?」と表示されます。
(ローカル・チャットの「【××sec 】」の××は秒数です)
ゲージをタッチしただけでは秒数が確定されないので、何度でもタッチして選び直すことができます。
停止させたい秒数が決まったら、設定中のムーブスイッチをタッチします。
ローカル・チャットに「Stop Sec = 【××sec 】 Set Complete」と表示され、停止秒数が登録されます。
停止時間には0秒を指定することができ、0秒を指定した場合、カメラのムーブを実行したときに
指定ポイント(カメラセットスイッチで指定した位置)で留まることなくカメラは終始滑らかにに移動します。
停止時間設定完了と同時にローカル・チャットに「Select Move Sec at Scale」と表示され、
ロゴスイッチが水色のゲージに切り替わります。
③ 始点から終点までの移動時間を設定します。
停止時間を設定したのと同じ手順で移動時間を設定します。
選択中はゲージをタッチした時、ローカル・チャットに「Move Sec = 【××sec 】 OK ?」と表示され、
ムーブスイッチをタッチして確定した時には「Move Sec = 【××sec 】 Set Complete」と表示され、
ロゴスイッチが元に戻ります。
移動時間には0秒を指定できません。0秒を指定しても確定できず、次の設定に進めません。
また、移動時間は正確なものでなく、おおよその目安です。
停止時間は指定ポイント(カメラスイッチで指定した位置)で留まっている時間を指し、
移動時間は始点から終点までの移動にかける時間を指しますが、
設定した移動時間の中に停止時間は含まれません。
つまり、停止時間が0秒の場合、移動時間は設定したままの時間をかけて移動を終えますが、
停止時間に a 秒設定した場合、実際の移動にかかる時間 c は、設定した移動時間を b とすると
c = b + (a × 始点と終点を省いた指定ポイントの数) になります。
移動時間の設定が済むと同時にローカル・チャットに「Select First Camera Position」と表示されます。
④ カメラの通るポイントを指定する。
はじめにスタートポイントを指定し、あとは通過させたい順番に指定していきます。
手順1. ポイントを指定するには、登録済みのカメラセットスイッチをタッチするだけです。
今回、1から順番に5まで移動させたいので、スタートポイントとなる1をタッチします。
カメラがフリーの状態であれば、カメラセットスイッチをタッチするとその位置にカメラが移動するので
判りやすいでしょう。
カメラセットスイッチをタッチでスタートポイントを指定するとローカル・チャットに
「First Position camera1 Set OK」と表示され、スタートポイントが設定されたことを知らせます。
同時に「Select Next Camera Position」と次のポイントを指定するように促します。
手順2. 次のポイントは2なので、カメラセットスイッチ2をタッチします。
カメラがその位置へ移動し、設定されます。「camera2 Position Set OK」
今度は2点目が指定されたので、設定を完了をさせることも可能な状態になりました。
ここで設定を終了させるか、続けるかをローカル・チャットで
「Finish Setting ? or Select Next Camera Position」と表示されます。
5のポイントまで移動させたいので、手順2の操作をカメラセットスイッチ5まで続けます。
・
・
・
5まで指定が済みました。
手順3. カメラのムーブ設定を終わらせる。
最終ポイントまで指定し終わったら、設定中のムーブセットスイッチを約3秒間長押しします。
するとローカル・チャットに「move_×× Set Complete」と表示され、
カメラがデフォルトの位置に自動で戻ります。
ローカル・チャットの「move_××」の××はムーブセットスイッチのアルファベットです。
これで一連のカメラムーブの設定が終了しました。
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カメラのムーブを実行するには「ムーブスイッチA~C」を使います。
使用方法
設定済みのムーブスイッチを一回タッチすると、スイッチの色が紫になり、
3秒後にカメラ移動が始まります。
前述した停止時間と移動時間の関係は実際このようになります。
停止時間「0秒」で設定した場合
停止時間「2秒」で設定した場合
カメラが終点に到達するとカメラの移動は止まり、その場に留まります。
カメラをデフォルト位置にもどすにはムーブスイッチをもう一度タッチしてください。
カメラのムーブ移動中に中断したいときは稼働中のムーブスイッチをタッチしてください。
次の指定ポイントに到着すると同時にカメラ移動を中止し、デフォルト位置に戻ります。
以上、[o*2] isoch の使用方法の紹介でした。
いろいろ工夫して、あなたなりのカメラワークを様々なシーンで活用してください。
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そのポイントへの瞬時の移動、また、複数のポイントを自然な曲線でつないで
滑らかにカメラを動かす機能をもったHUDです。
使い方は難しくありませんが、in-worldのノートカードの説明書だけでは
判りづらい部分もあるかと思い、このページを用意しました。
ここでは下の項目について説明します。
1.各スイッチの説明
2.カメラ位置を設定する
3.設定した位置にカメラを飛ばす
4.カメラムーブを設定する
5.カメラを滑らかに動かす
1.各スイッチの説明
カメラオールクリアスイッチ
1~20まであるカメラスイッチに記憶されたデータを一括で初期化するために使います。
【使い方】 このスイッチを約3秒間、長押しするとローカル・チャットに
「All Camera Position Set Deleted」と表示されます。
これでカメラスイッチに登録してあるすべてのデータが初期化されます。
カメラスイッチ
最大20ヵ所までカメラ位置を記憶させ、ワンタッチでそのポイントへカメラを瞬時に飛ばします。
【使い方】 後述の項目2と3で説明します。
カメラナンバーシフトスイッチ
カメラスイッチは初期の状態で1~5が表示されていますが、
カメラナンバーシフトスイッチをタッチすることで切り替えることができます。
【使い方】 このスイッチをタッチするごとに、
と切り替わります。
16~20の次は1~5に戻ります。
ムーブスイッチ
カメラスイッチに登録した複数のポイントを通過するように自然な曲線を描きながら、
カメラを滑らかに移動させる設定、実行をさせます。
【使い方】 後述の項目4と5で説明します。
ロゴスイッチ
カメラスイッチ、ムーブスイッチに記憶されたデータ全てを一括で初期化します。
また、カメラムーブ設定時に停止時間・移動時間の秒数指定に使います。
さらにノートカードの説明書をなくした時など、このスイッチで再発行します。
【使い方】
①全データの一括初期化
このスイッチを約3秒間、長押しするとローカル・チャットに「All Set Deleted」と
表示されます。 これでHUDに登録してあるすべてのデータが初期化されます。
②停止時間・移動時間の秒数指定
後述の項目4で説明します。
③説明書の再発行
このスイッチをタッチすると、説明書のノートカードがあなたに送られます。
(ムーブ設定時に秒数指定するゲージに切り替わっている時に①と③は使えません)
トップへ
2.カメラ位置を設定する
カメラ位置の設定には「カメラスイッチ1~20」を使います。
設定手順
① 設定したい位置までカメラを移動させる
カメラを、ビューワのカメラ・コントロールやキーボードの「 Alt 」を使うカメラ移動で
好きな位置まで移動させる。
② 記憶させたい番号のスイッチを長押し(約3秒)する
登録が済むまで、スイッチの色は暗くなります。
③ スイッチの色がピンクになり、ローカル・チャットに
「camera×× Position Set OK」と表示されたら登録完了です。
(ローカル・チャットの「camera××」の××はスイッチの番号です)
トップへ
3.設定した位置にカメラを飛ばす
カメラを指定ポイントに飛ばすには「カメラスイッチ1~20」を使います。
操作手順
① キーボードのEscなどを使ってカメラをフリーの状態(デフォルトのカメラ位置)に
戻します。
② 設定済みのカメラスイッチを一回タッチするとスイッチの色が赤になり、
登録したポイントにカメラが瞬時に移動します。
③ 同じスイッチをもう一度タッチするとスイッチの色がピンクに戻り、
カメラはフリーの状態(デフォルトのカメラ位置)に戻ります。
④ 複数のカメラスイッチが設定されている時、
いちいちフリーの状態(デフォルトのカメラ位置)に戻さず、別のスイッチをタッチすると、
瞬間的にカメラが切り替わるような効果が得られます。
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4.カメラムーブを設定する
カメラムーブの設定には「ムーブスイッチA~C」を使います。
ムーブ設定をするにはカメラスイッチに最低2ヶ所の登録されたスイッチがなければいけません。
ここではカメラセットスイッチ1~5に登録されているとして説明します。
設定手順
① ムーブデータを登録したいムーブスイッチを約3秒間、長押しします。
スイッチの色が茶色になり、ローカル・チャットに「Begin move_× Set」と表示されたら設定開始です。
(ローカル・チャットの「move_×」の×はスイッチのアルファベットです)
それと同時にローカル・チャットに「Select Stop Sec at Scale」と表示され、ロゴスイッチが赤いゲージに切り替わります。
② 指定ポイントでの停止時間を設定します。
赤いゲージをタッチすると、タッチを離したときにローカル・チャットに「Stop Sec = 【××sec 】 OK ?」と表示されます。
(ローカル・チャットの「【××sec 】」の××は秒数です)
ゲージをタッチしただけでは秒数が確定されないので、何度でもタッチして選び直すことができます。
停止させたい秒数が決まったら、設定中のムーブスイッチをタッチします。
ローカル・チャットに「Stop Sec = 【××sec 】 Set Complete」と表示され、停止秒数が登録されます。
停止時間には0秒を指定することができ、0秒を指定した場合、カメラのムーブを実行したときに
指定ポイント(カメラセットスイッチで指定した位置)で留まることなくカメラは終始滑らかにに移動します。
停止時間設定完了と同時にローカル・チャットに「Select Move Sec at Scale」と表示され、
ロゴスイッチが水色のゲージに切り替わります。
③ 始点から終点までの移動時間を設定します。
停止時間を設定したのと同じ手順で移動時間を設定します。
選択中はゲージをタッチした時、ローカル・チャットに「Move Sec = 【××sec 】 OK ?」と表示され、
ムーブスイッチをタッチして確定した時には「Move Sec = 【××sec 】 Set Complete」と表示され、
ロゴスイッチが元に戻ります。
移動時間には0秒を指定できません。0秒を指定しても確定できず、次の設定に進めません。
また、移動時間は正確なものでなく、おおよその目安です。
※ 停止時間と移動時間の関係
停止時間は指定ポイント(カメラスイッチで指定した位置)で留まっている時間を指し、
移動時間は始点から終点までの移動にかける時間を指しますが、
設定した移動時間の中に停止時間は含まれません。
つまり、停止時間が0秒の場合、移動時間は設定したままの時間をかけて移動を終えますが、
停止時間に a 秒設定した場合、実際の移動にかかる時間 c は、設定した移動時間を b とすると
c = b + (a × 始点と終点を省いた指定ポイントの数) になります。
移動時間の設定が済むと同時にローカル・チャットに「Select First Camera Position」と表示されます。
④ カメラの通るポイントを指定する。
はじめにスタートポイントを指定し、あとは通過させたい順番に指定していきます。
手順1. ポイントを指定するには、登録済みのカメラセットスイッチをタッチするだけです。
今回、1から順番に5まで移動させたいので、スタートポイントとなる1をタッチします。
カメラがフリーの状態であれば、カメラセットスイッチをタッチするとその位置にカメラが移動するので
判りやすいでしょう。
カメラセットスイッチをタッチでスタートポイントを指定するとローカル・チャットに
「First Position camera1 Set OK」と表示され、スタートポイントが設定されたことを知らせます。
同時に「Select Next Camera Position」と次のポイントを指定するように促します。
手順2. 次のポイントは2なので、カメラセットスイッチ2をタッチします。
カメラがその位置へ移動し、設定されます。「camera2 Position Set OK」
今度は2点目が指定されたので、設定を完了をさせることも可能な状態になりました。
ここで設定を終了させるか、続けるかをローカル・チャットで
「Finish Setting ? or Select Next Camera Position」と表示されます。
5のポイントまで移動させたいので、手順2の操作をカメラセットスイッチ5まで続けます。
・
・
・
5まで指定が済みました。
手順3. カメラのムーブ設定を終わらせる。
最終ポイントまで指定し終わったら、設定中のムーブセットスイッチを約3秒間長押しします。
するとローカル・チャットに「move_×× Set Complete」と表示され、
カメラがデフォルトの位置に自動で戻ります。
ローカル・チャットの「move_××」の××はムーブセットスイッチのアルファベットです。
これで一連のカメラムーブの設定が終了しました。
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5.カメラを滑らかに動かす
カメラのムーブを実行するには「ムーブスイッチA~C」を使います。
使用方法
設定済みのムーブスイッチを一回タッチすると、スイッチの色が紫になり、
3秒後にカメラ移動が始まります。
前述した停止時間と移動時間の関係は実際このようになります。
停止時間「0秒」で設定した場合
停止時間「2秒」で設定した場合
カメラが終点に到達するとカメラの移動は止まり、その場に留まります。
カメラをデフォルト位置にもどすにはムーブスイッチをもう一度タッチしてください。
カメラのムーブ移動中に中断したいときは稼働中のムーブスイッチをタッチしてください。
次の指定ポイントに到着すると同時にカメラ移動を中止し、デフォルト位置に戻ります。
以上、[o*2] isoch の使用方法の紹介でした。
いろいろ工夫して、あなたなりのカメラワークを様々なシーンで活用してください。
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Posted by おまる at 23:58│Comments(0)
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